亀サンダーナット
ポケモン | 性格 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
カメックス | 控えめ | カメックスナイト | 水の波動 | 竜の波動 | 悪の波動 | アクアジェット | 激流(メガランチャー) |
サンダー | 穏やか | オボンの実 | ボルトチェンジ | 熱風 | 毒々 | 羽休め | プレッシャー |
ナットレイ | 慎重 | 食べ残し | パワーウィップ | アイアンヘッド | 電磁波 | 宿り木の種 | 鉄の棘 |
ガルーラ | 陽気 | ガルーラナイト | 捨て身タックル | 地震 | 冷凍パンチ | 猫騙し | 肝っ玉(親子愛) |
ランドロス(霊獣) | 腕白 | ゴツゴツメット | 地震 | 岩石封じ | 蜻蛉返り | ステルスロック | 威嚇 |
ラティアス | 臆病 | ラムの実 | 流星群 | サイコキネシス | 電磁波 | 癒しの願い | 浮遊 |
引き続きXY環境。
カメックスに注目していたので組んでみた。
カメックスは範囲も広く撃ち合い性能は高いが1:1交換以上を臨むのが難しいポケモンなので、自然と蜻蛉ルチェンギミックと乱舞ギミックがアイデアとして浮かんだ。
実際それはカメックスを動かすにあたって正解だったように思うし、もう1匹メガ枠として採用したガルーラも同じような展開を望めるのでパーティ全体の方向性としても軸はしっかりしていると思う。
ゲッコウガ入りやマリルリ入りなどガルーラに打点を持ち、且つカメックスやラティアスの通りの悪い水タイプのポケモン入りの構築には割とシビアな立ち回りを強いられる。
カメックスが鈍足な為不利対面を一度作ってしまうとどうしても後手になり易く、プレイングに大きく左右される為感覚を掴むのに少し時間が掛かった。
個別解説
●カメックス
メガ進化前:181-92-121-143-128-108
メガ進化後:181-110-141-198-138-108
C194サザンドラの流星群最高乱数以外耐え
167-170ギルガルドを水の波動+悪の波動で最低乱数以外確定
227-151クレセリアを悪の波動で確定2発
4振りFCロトム+1
今回の軸。
まさにその見た目の通り殆どの攻撃を1発受け切り、返しの攻撃で相手を屠る姿は重戦車。
S108まで上げたのは甘えたクレセリアとロトムを上から殴りたかった為。
技範囲が広く等倍以下で受ける事がほぼ不可能で、安全に受けられるのはマリルリやハピナス系統くらい。
フシギバナやロトムなども竜波動で割と削れる。
サンダーとナットやランドで受け回しつつ負担をかけていく立ち回りか、雑に投げてラティアスで回復しつつ立ち回るかの両軸を用意していた為かかなり選出率は高かった。
水波動は最大火力で多くの相手に撃てる技ではあるが、その耐久を盾に竜と撃ち合う事や有利対面でも後から水波動の通らないポケモンが飛んでくる事が読める場合が多かった為撃った回数は竜波動の方が多かったように思う。
悪の波動はクレセリアやギルガルド、ゲンガーなどに対して撃ちたい為必須で、波動弾はナットレイなどに負担のかかる技だが撃つ相手が他のポケモンに比べて限定的で今回は熱風持ちのサンダーと組んでいるので尚更いらないと感じアクアジェットを優先していれた。
このアクアジェットという技がカメックスの撃ち合い性能をかなり高めており、波動技の威力が補正込み最大で120と少ししかないのでミリ耐えが多発する上、下降補正を掛けても地味にAが高いので赤ゲージの相手は割と確定圏内に押し込める。
例えるならローブシンのマッハパンチのようなイメージ、要するにほぼ必須級の技という事。
遺伝させていないが電磁波や岩石封じなどを搭載しているポケモンが多く、また乱舞ギミックもあるので潮吹きも一考か。
控えめ6Vダイボ色とかいう神個体だがORASで竜波の教え技が出た為、波動弾搭載しないなら5世代以前で乱数でもツモれる事に気付いた。
●サンダー
191-×-115-146-147-125
いつもの穏やか個体。
カメックスとの同時選出がかなり多い為、毒々は上から殴る範囲を増やす電磁波にしたいがメガライボルト(そもそも意識しなければならない程いるのか?)がかなり重い為変更出来ない。
オボンの理由は特にないが一応羽を挟まなくても最低限体力を残せるといった意味での安心感がある為オボンにしている。
ラムが良かったがアスが持っている為持たせるものが他に無かった。
●ナットレイ
181-115-161-×-167-47
いつもヒードランで焼き払っていたので気付かなかったが初めてこのポケモンが強いと思えた。
環境に水タイプやフェアリータイプなどタイプ上ナットレイで流せるポケモンが多く、炎技をサブでしか採用していない構築が多いので、また物理主体の環境では電磁波・宿り木・特性などの誤魔化し要素がプラスに働く場面が非常に多かった。
今後も使う事があるかもしれないが電磁波と宿り木は絶対採用すると思う、それくらいこのふたつの技は強い。
身代わりを搭載して鋼技ワンウェポンという構成のナットレイも最近良く見るが、実際身代わりを持ったナットレイは強いと思うがこの構築では水とフェアリーに対する明確な回答がこいつくらいなのでどちらも切れなかった。
配分は5世代の流用なので詳しい調整は覚えてない。
恐らくドロポンが威力120だった時の眼鏡グドラの雨ドロポン2耐えのような雨意識の配分なのでBDの調整は多少弄った方がいいかも。
キノガッサやガルーラなどを意識してB方面を200近くまで上げているナットレイもいるが、この構築では最低限マリルリに後出しが効く程度のB耐久があれば残りはD方面に割くのが妥当だろう。
●ガルーラ
AS
採用理由はガルーラ。
型は色々試したが猫捨て身地震冷Pの一般的なこの型が一番しっくりきた。
ゲンガーの時とは違い両選出するという事が皆無なので辛いポケモンに対するケアをメガ+αという選出は崩さずしっかりと見極めていきたい。
●霊獣ランドロス
191-166-154-×-101-118
ガブの逆鱗を威嚇込みで3回耐えるが勿論急所に当たりまくる。
あと冷凍ビームガルーラはやめて下さい。
カイリューは2舞逆鱗程度なら耐えたりするので後出しから意外と勝てたりする、が過信は禁物。
●ラティアス
159-×-111-158-151-178
C222メガゲンガーのシャドーボール確定耐え
C155珠ゲッコウガの冷凍ビーム高乱数耐え、悪の波動確定耐え
最速、残りC
ヒーラーラティアス。
これも一度ブログに掲載した事のある個体です。
計算していてふと思ったがサイコキネシスでH振りのメガゲンガーを確定で落とせる訳ではないので無振りメガゲンガー落とせるくらいまでCを下げて、この構築ではゲッコウガの攻撃は確定で耐えた方がいいと思う。
その場合CをDに4程回す事でゲッコウガの珠冷B最高乱数以外耐えとサイコキネシスで無振りメガゲンガー確定の両方を実現出来る。
基本的にはカメックスorガルーラ+ナットorランド+何かという選出が多い。
ゲッコウガがいる場合には確実に選出されるのでナットレイは必須、悪の通りもいいのでサザンドラなども出て来易い。
ガブリアスやガルーラ、バシャーモあたりはランドロスで誤魔化し、カメックスとガルーラの通りがいい場合はラティアスを絡めて選出する。
ラキムドーの並びを突破する手段がほぼ皆無な為受けループには絶対に勝てないでしょう。
ガルーラ+ナットレイといったような選出になるだろうがラッキーに繰り出して裏のムドーに電磁波+宿り木の展開をする事は不可能なように思える。
欠陥構築で申し訳ないが、カメックス入りを考える際これ以上の構築は思い浮かばなかった。
ゲンガーでも入れれば多少はマシになるだろうがゲンガーを入れると悪ポケを呼ぶのとヒードランを呼ぶので、カメックスを選出出来ない時に対処が出来ない為かなり選出が窮屈になる。
若しくはガルーラを捨て身グロウ炎P冷Pにするかだが・・